「やりたいことがない」なら分母を増やせ

数学の指導中に分数をなんとなく眺めていたら、とある着想を得ましたので早速ご紹介します。

「やりたいことがない」と嘆いている人はたくさんいますよね。高校生でも、そこそこの大人でも。そんなあなたたちには何が足りないのか。

あなたたちは「分子」にしか目が行っていません。

日常において私たちは様々なアクションをこなします。その内、殆どのことはどうでもいいことです。歯を磨く、顔を洗う、靴下を履く、電車に乗る、授業を聞く、友達と喋る、ご飯を食べる…

ですが、ごくまれに「楽しい」「興味がある」と感じるアクションに出くわします。音楽を聴く、サッカーをする…  人によってはそれらが「やりたいこと」になっていきます。

日常の様々なアクションが「分母」だとしたら、やりたいことは「分子」です。私達の日々は様々なアクションで溢れています。しかし、その中でもやりたいことはわずかしかない。その絶対数は、分数で表したら10分の1、人によっては100分の1くらいかもしれません。

「やりたいことがない」と嘆く人は、上の分子の数だけにしか目がいっていません。分子の「1」だけを必死に探そうとしている。

発想を転換させましょう。注目すべきは分母の数です。分母の数をひたすら増やして行けば、いずれ分子の1に巡り合えます。

ちょっと説明が下手で申し訳ないのですが、言いたいことは伝わったでしょうか。分母の数を増やせ、つまりは「なんでもやってみろ」なんです。この世界において、あなたはまだ何もやったことがないに等しいくらい、未体験のアクションが多い。海釣り、お菓子作り、インド一人旅、スカッシュ、サバゲー、手品、フラダンス、赤ちゃんを抱っこする。あなたはやったことありますか？

もっと抽象的なアクションでもいいんです。何かのリーダーをやる、誰かの相談にのる、など。とにかく、何でも手を挙げてやってみましょう。人の誘いは何でもイエスと言いましょう。どんどん外に出ましょう。そういう「ノリ」の良さは、分母の数をどんどん増やします。そうすれば、いずれは分子の1、「やりたいこと」に出会えます。

1つ教えます。分母の数を激増させる裏技です。「受験勉強」です。様々な教科を学び、忍耐強さやメンタルを鍛え、進学先で様々な新しい出会いがある。実入りが多すぎて最強過ぎます。やりたいことがない人は受験勉強が最強にオススメです。

やりたいことがない。。 なんてベッドの上でスマホをいじりながらゴロゴロしてる場合じゃない！まずは分母を増やせ！アクションせよ！

長野市、中野市、小布施町、須坂市の大学受験英語専門・プロ家庭教師のイガラシ

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