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2019年 センター試験英語の文法問題解説 『Vintage』やっていれば楽勝でした

2019年のセンター試験、終わりましたね。

英語について、英語の家庭教師として是非言いたいことがあります。特に、来年の受験生(高校2年生)に向けてです。

 

これから受験勉強を始める皆さん、英文法の問題集『Vintage』は絶対に買いです。2019年のセンターの【第2問】の文法問題は、しっかりVintageを勉強していれば楽勝で全問正解出来ました。

 

英文法・語法Vintage

英文法・語法Vintage

 

 

センター試験には、リスニング、発音・アクセント、文法、長文と全ジャンルの設問がありますが、文法問題は特にネックです。全6問中、【第2問】が文法問題に当たりますが、実はVintageをしっかりやっておけば難なく全問正解出来てしまうんです。それをこの記事で証明します。

 

 下記、「それぞれの設問」が「Vintageの何番」に該当していたのか、いかにVintageがセンターの範囲をカバーしているのかを解説しています。

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◆第2問 A  並べ替え問題◆

【問1】 VIntage 1180番の選択肢に「behind time:予定より遅れて」があります。これを頭の隅に残せていた人は、正答の behind schedule が連想出来たでしょう。

 

【問2】「in no time:すぐに」 という表現は、Vintage 1244番にばっちり書いてありますね。

 

【問3】ここはかなり悩んだ人、多いと思います。ですが Vintage 826番に「almost はまだ達していないことを表す。 almost+動詞:~しそうになる」とバッチリ書いてあります。問題の文脈から見て、「almost dropping the expensive glass vase」で「高価な花瓶を落としそうになる」という表現がすんなり導けます。

 

【問4】「run out of ~:~がなくなる」 の表現は VIntage 1004番にバッチリ書いています。

 

【問5】Vintage 1412番に「meet my needs」で私の要求を満たす、というmeetの使い方がバッチリ解説されています。

 

【問6】Vintage 110番に仮定法 Otherwise の使い方がバッチリ書いてあります。前後の文章の因果関係をきっちり読み取れれば、難なく回答できたと思います。

 

【問7】Vintage 295ページの『複数形で用いると特別な意味を持つ名詞』の中に、「means:手段/方法」とばっちり載っています。

 

【問8】Vintage 330ページに分詞形容詞についてバッチリ解説があります。surprisingももちろん載っています。surprising ending で、「驚くべき結末」。

 

【問9】Vintage 174番「There is no doing~:~できない」とバッチリ書いてありますね。何回も書いて覚えたり音読した人なら、すんなり答えが出てきたと思います。

 

【問10】前半は 「ask A to do」 で「Aにdoするように頼む」。Vintage 567番にバッチリ書いてあります。後半は  as (  ) as possible で。(   )に入るのが形容詞か副詞か悩むところですが、Vintage 374番と 375番で as 形容詞 as と、as 副詞 as の違いを解説しています。きちんと理解していれば答えられます。

 

◆第2問 B  並べ替え問題◆

【問1】Vintage 454番!「I wonder +疑問詞:~だろうか」丸々出ていますね。

 

【問2】Vintage 1504番!「the rest of A:Aの残り」バッチリ載ってますね~。この核を見つけられれば、並べ替えは苦労しないでしょう。

 

【問3】Vintage 193番「make onself heard :~の声を届かせる」この表現がバッチリ書いてあります。これさえ分かれば楽勝です。

 

◆第2問 C  組み合わせ問題◆

【問1】Vintage 1406番 「It can't be helped:それはどうしようもない」の表現が頭に入っていれば、楽にとっかかりができます。Vintage 824番で「few +名詞:ほとんどの~がない」、Vintage 333番に durring と whileの違いがバッチリ書いてます。during の後ろにS+Vは来ないです。これらをきっちり抑えて勉強しておけば、この問題も難なく解けました。

 

【問2】まず、後ろの文章を読むと「It was crowded」とあります。なのでIt が

 taxiでなくtrainであることがわかります。そのtrainに乗れたので、その前missでなくはcatchです。そしてその前、つまり一番最初の選択肢がポイントなのですが、Vintage 1443番に「barely:かろうじて~できる」の説明があります。seldomはVintage 823番にバッチリ解説があるように準否定語です。ここをしっかり見落としていなければ、解答できます。

 

【問3】Vintage 1144番「be afraid of A:Aを恐れる」があります。これさえ分かれば、「来週に延期するのを恐れる」という答えを導けるでしょう。

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以上です。お分かりいただけましたでしょうか。『Vintage』の網羅性は素晴らしいです。

もちろん文法問題だけでなく、この『Vintage』をしっかり勉強しておけば、長文をスラスラと解釈するのにも絶対に役に立ちます。間違いなく高得点に結びつきます。

みなさん『Vintage』は超オススメですよ。え?まだ『Vintage』持ってないの?急いで長野の平安堂に買いに行きましょう。

 

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