長野市の大学受験英語専門・プロ家庭教師のイガラシ

長野市、中野市、小布施町、須坂市で大学受験英語に特化したプロ個人家庭教師のイガラシのブログです。

高校3年生から英語の家庭教師をつけて間に合うか

家庭教師をやっていまして、一番多い依頼が高校3年生の生徒さんです。高3の春~夏手前くらいの依頼が多いですね。

 

彼らは、英語が出来る、出来ないで言えば、出来ない側の生徒さん達が多いです。高3で受験を強く意識し始め、「どうしたもんか」という感じで急遽、家庭教師をつけます。

 

果たして、英語が出来ない高3生が急遽家庭教師をつけて、英語はなんとかなるんでしょうか?

 

私の体感では、そのうちの95%は彼らが希望する第一志望には受からないです。つまりなんともならないことが多いです。それが現実です。さて、この数字を見て絶望的と感じるでしょうか?「家庭教師をつけたって意味ないじゃん」と思うでしょうか?

 

はっきり言いまして、すべての教科がそうなのですが、英数国に関していえば中1からの6年間、いかに積み重ねたがが大学受験では問われるんです。進学校に通う生徒が、上のレベルの大学に行くんです。甘くはありません。単純計算で行くと、高2まで英語をとことんサボっていた生徒さんであれば、残りの1年間で5年分の遅れを取り戻さないといけないワケです。高3の1年間だけで英語が飛躍的に出来るようになる魔法なんて「絶対に」ありません。地道に遅れを取り戻す作業をやるしかないんです。この5年分の遅れを取り戻す作業が、95%の人間には出来ないのです。

 

私は家庭教師として、上記の様なパターンの生徒さんにはまず必ずこの事実をお伝えします。そのうえで、残りの5%に入るための戦略を、生徒さんと一緒に考えます。

 

例えば週1回90分で、少々のやる気を出して英語の授業を受ける、程度の覚悟では正直全然歯が立ちません。それ以上の覚悟が必要不可欠です。高校の授業で、受験科目に関係のない授業は全て切り捨てて英語に費やす、くらいは最低やってもらわないと話にならないです。

 

依頼を受けた時点での生徒さんの実力によってアドバイスはもちろん様々なのですが、かなりヤバイ状況の場合は、他の全てを捨てるくらいでないと大学受験には到底太刀打ち出来ません。

 

長野市中野市小布施町須坂市の大学受験英語専門・プロ家庭教師のイガラシ

https://yutaigarashienglish.wixsite.com/nagano