長野市の大学受験英語専門・プロ家庭教師のイガラシ

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『サブスクリプション』って知ってますか

高校生の皆さん、『サブスクリプション』という言葉を知っていますか?英語の得意な方やニュースをよく見ている方なら知っているかもしれません。「購読」という意味です。

 

今、世界経済は想像以上のスピードで『サブスクリプション』化しています。

 

サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

 

 

サブスクリプション=購読、いわゆる「月額◯◯円」のビジネスのことです。有名なのがNetflixやHuluなどの動画配信サービスです。月に980円支払うと、映画やドラマが見放題ですよね。音楽だと、同じように月980円で聴き放題のspotifyApple musicなどがあります。31歳の私が高校生の頃は、こんな素晴らしいサービスなんて影も形もなく、ツタヤに通ってせっせとDVDやCDをレンタルしていました。CDをMDという小さいディスクにコピーして、MDプレイヤーで通学中にバンプオブチキンを聴いていました。ちなみに小学生の頃はDVDなんてものはなく、ビデオレンタルでした。時代は変わるものです。


このサブスクリプションが、動画や音楽以外にも範囲を広げているんです。例えば韓国の最大手自動車メーカーの現代自動車は、月に約3万円定額払いで新車のハイブリッドカーに乗り放題らしいです。日本のトヨタも今月から同サービスが始まっていますね。ドイツの自動車メーカー、ポルシェはなんと月20万定額で乗り放題をやっています。こちらはお金持ち向けのサブスクリプションですね。  


ギターをやっている人にとっては馴染みのあるギターメーカーのFenderは、ギターを売ることよりもギタープレイヤーの為の月額制オンライン教育動画サービスに力を入れていたりします。PCのソフトウェアやスマホのアプリも定額制の物がどんどん増えています。驚いたのは、なんと飛行機もサブスクリプション化が始まっていて、定額制で飛行機乗り放題、なんていうのもあるらしいです。


このように、かつては商品を買い切りでそれでおしまい!だった経済から、商品を「所有」することなく「利用するだけ」の経済にシフトしていて、その流れはものすごい早いんです。


上記の本の著者はアメリカのソフトウェア会社の社長ですが、彼いわく「全てのビジネスはサブスクリプション化が可能で、所有とい概念は死へ向かっている」と。将来的には誰も物を持たなくなり、身の回りのもの全てがサブスクリプション化、定額制で「利用するだけ」になるというのです。本当に驚きですよね。

 

多分、今の高校生が30歳、40歳くらいの年齢になると、物を「買う」という行為自体が古いと言われてしまう時代が来るのではないでしょうか。家、車、冷蔵庫、洋服、その他趣味のアイテムが全てがサブスクリプション化する世界の到来です。実際私も中高生の頃は、好きなアーティストのアルバムの発売日には学校帰りにCDショップに寄って3000円を払ってウキウキしながら帰っていましたが、今ならCDショップに行くことも3000円なんて大金を払うことも考えられないです。


 このように世界経済は所有の概念を置き去りにして、人々の生活、考え方すらも変えてしまっているのです。


ちなみに私はずっと東京に住んでいて長野に来たのは最近ですが、東京のほうが長野にくらべると所有の概念は薄いですね。長野なら車を持たないことは考えられないですが、東京民は車を買いません。レンタカーやカーシェアリングで充分なのです。


さて、最後に一番伝えたいことですが、英語を勉強しましょう。いきなり「なぜ?」と思うでしょうが、このサブスクリプションモデルはアメリカを中心とした英語圏から始まっています。常に何か新しいことが始まるのは、英語圏からなのです。これは21世紀の宿命です。英語を使えるということは、世界の最先端を知れるということ、使えない人に比べてビジネスチャンスを掴めるということ、より良い給料をもらえる可能性が高いということ、よりワクワクした未来を感じられるということ、など利点が尽きません。正直な私の意見ですが、古文や漢文のような科目に比べたら英語のほうが1000倍世界が広がります。英語を過度に勉強しても、「絶対に」損はしません。

 

 

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