長野市の大学受験英語専門・プロ家庭教師のイガラシ

長野市、中野市、小布施町、須坂市で大学受験英語に特化したプロ個人家庭教師のイガラシのブログです。

高校生向け洋書のおすすめ

洋書を読むことが効率的な受験勉強になるとは全く思いません。むしろ遠回りだと思いますが、一冊読み切ったことが自信になったり、英語に慣れて英語脳を作るのに役に立つと思うので、一冊紹介します。時間に余裕がある時に読むのをおすすめします。

Kitchen Table Talk

Kitchen Table Talk

 

 

著者はアメリカの大学を卒業後、東京で教師や翻訳の仕事を始め、その後NHKの英語のテキストを書く仕事をしていました。そのエッセイ集が本書です。主に日本とアメリカの文化の違いについて、著者自身が経験したことをまとめています。全部で23個のエッセイがあり、1話完結型なのでどれから読み始めても問題ありません。1つのエッセイにつき700〜800words程度なので、とても読みやすい分量です。NHK出版ということもあり、とても分かりやすく平易な英語で書かれているので、高校生が読むのにも適しています。シリーズものなので、他にも何冊か出ています。洋書を一冊読んでみたいけど、挫折したくない程度の難易度がいい、という方は是非読んでみてください。英語の本を一冊読み切るという経験は、大学受験にとってもその後の人生にとっても必ずプラスになります。

 

 

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英語長文攻略には国語力(読解力)が不可欠

大学の難易度が上がれば上がるほど、英語の入試問題は「国語力」が問われます。

 

単語・熟語・文法をひたすら頭に詰め込んでも、長文で思うように点が取れなかったり、点を落としてしまう原因の最たるものとして、英語云々以前の問題の国語力の低さが挙げられます。

 

例えば、「この文章にタイトルをつけるとしたら次の4つのうちのどれですか」のような設問がよくありますが、これは英語の設問というよりは国語力を問われている設問ですね。この種の設問が不得意な生徒は現代文を強化するといいかもしれません。

 

また、英語長文の構成をきちんと捉えられているか、という点においても国語力は重要です。多くの評論系の長文は、最初と最後のパラグラフに著者の主張が書かれていて、その間のパラグラフは具体例が挟まれている、という構成のものが多いです。こういった構成を抽象的に頭の中で捉えながら文章を読み進められるかどうか、その能力にも国語力が寄与しています。

 

英語と国語は密接に関係している教科です。長野の家庭教師イガラシは現代文の読み方も指導します。

 

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英語の長文をスラスラと読む方法

大学受験の英語 ≒ 長文読解、と言えるほど、多くの受験生にとっては英語の長文読解こそが受験成功のカギになります。

 

しかし、英語の長文を読むのは多くの受験生にとって「苦」です。この苦を苦でなくする、スラスラと読めるようになる勉強方法を1つ、お教えします。

 

まず、志望校の入試問題の英語長文のワード数を確認してください。1000wordsくらいはあるでしょうか。OKです、そうしたら次の日から、2000words以上の英語長文を毎日3本、最低2ヶ月は毎日ぶっ続けで読んでください。以上です。

 

非常にシンプルな方法論です。25m泳ぐのが苦しいと感じるなら、毎日50m泳げばいいんです。そうすれば、25mがとてもラクに感じます。これが、オーバーワークの勧めです。

 

本番の英語長文が1000wordsだからといって、いつまでも1000wordsの長文を読んでいるから1000wordsはいつまでたっても「長文」になってしまうんです。極端な話、毎日1万wordsの英文を読んでいれば、1000wordsなんてカス同然です(言葉が悪くてすみません)。オーバーワークをしましょう。どんどん背伸びをしましょう。数ヶ月間、必死にオーバーワークをすれば、従来は長さや苦痛を感じていた量が、とても少なく感じる筈です。

 

時間は作れます。余裕がある時間は絶対にあるはずです。あなたには一日の中でまだまた余白があります。時間を上手くマネジメントすることも、大学受験攻略の超重要要素です。上手く時間をマネジメントして、オーバーワークをしましょう。

 

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新規生徒さんとの面談

ありがたいことに、新規で問い合わせを頂いて初回面談をさせてもらった生徒さんが何人かいらっしゃいます。もちろん継続して授業が決まることもあれば、今回は見送りましょう、となることもあります。

 

家庭教師イガラシは完全個人でひとりでやっておりますので、受け持つことのできる生徒さんの数には限度があります。なので大手の塾や家庭教師のように、来るもの拒まずでバンバン集客をしてバンバン契約してもらう、という商業主義的なスタイルとは一線を画してします。しっかりと生徒さんの要望をヒアリングして、本当に私が力になれるかどうかをしっかり吟味した上で契約をさせて頂いています。場合によっては大手の塾や家庭教師を勧めることもあります。大手の家庭教師業者さんでしたら、家庭教師との相性が合わなければ教師をチェンジできるというメリットがあるので、そちらを重視される生徒さんもいらっしゃるかと思います。

 

90分以上、マンツーマンの指導となりますので、人間的に合う、相性が悪くないことが何よりも大事だと思っています。どんなに指導力が優れている家庭教師でも、相性の良し悪しはどうしたってあります。なので必ず、初回訪問でお互いに様子を確認する作業が必須なのです。こちらの初回訪問に関しては無料ですので、お気兼ねなく是非問い合わせ頂ければと思います。長野市内&近隣まで、いつでも足を運びます。

 

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comeは「来る」ではない / 英英辞典がお勧めです

流行りのNetflixで海外ドラマ(ストレンジャー・シングス)を観ていて、こんなシーンがありました。お母さんが2階の子供部屋に向かって「ご飯できたわよー」と呼びかけ、それに対して娘が「coming !」と返事をするシーンです。さて、この 「coming」 はどういう意味でしょうか?シーンの意味を考えれば、ご飯ができたので「今行くよ!」的な意味だと思うのですが、でもそれって going じゃないの?come だと「来る」という意味じゃないの?どいういうこと??と混乱してしまいがちです。

 

この「coming !」は、「行くよ!」という意味が正解なのです。ここで疑問を感じてしまう方は、comeを「来る」と覚えてしまっていることが原因です。実は、come=来る、ではないのです。正確に言うと、come=来る としてしまうのは正確な解釈ではありません。

 

ロングマン英英辞典でcomeの原義を調べてみると、「move towards somebody/something」とあります。これをなるべく正確に訳してみると「誰か/何かへへ向かって動く」となります。これがcomeのより正確な解釈です。上のシーンで考えると、呼ばれた娘は『母』という対象へ向かって動こうとしているわけです。なのでcoming!なんですね。個人的には、comeの訳は「来る」より「達する」という日本語の方が近い気がします。反対に、実はgoというのは「行く」というより、対象物から「離れる」イメージなので、もしこのシーンで「going!」と娘が言ってしまうと、母という対象から離れてどこか別の場所へ行ってしまう、という意味になるのです。

 

このように、中学で習った英語の知識、英語の常識というのは、誤解を含んだ不完全なものである場合が多いです。この不完全さの穴を、大学受験ではつつかれます。難関になればなるほど、こうした「当たり前のように知っているつもりの知識」を再定義しないと合格にはたどり着けません。中学英語の単語を英英辞典で調べるという勉強法は是非お勧めです。上記のように良い意味で英語の固定観念を破壊してくれます。こうしたワンランク上の英語力を目指す指導もイガラシは積極的に行います。

 

 

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湯田中温泉(山ノ内町)のおすすめカフェ

イガラシは長野市内に住んでいますが、休日は少し離れた町の喫茶店へ出かけて読書に興じるのが好きです。

 

今回おすすめするのは山ノ内町湯田中温泉のカフェです。長野電鉄湯田中駅の目の前、徒歩30秒 の「ティーサロン 都(みやこ)」さんです。

 

外観はこんな感じ。

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湯田中温泉はその名の通り温泉街で、観光の町です。700年以上の歴史があり、街並みの風情が素晴らしい渋温泉湯田中にあります。長野県の北(北信地方)に位置し、北志賀竜王へゴンドラに乗って絶景の雲海を見に行ったり、秋は志賀高原の紅葉がとても綺麗で、冬はスキーが楽しめたりとオールシーズン楽しめる場所です。

 

特筆すべきは、外国人観光客の多さです。「温泉に入る猿」で有名な地獄谷野猿公苑湯田中からバスで行くことができ、公苑は冬になると外国人でパンパンです。湯田中温泉も多くの外国人で賑わいます。

 

前置きが長くなりましたが、そんなわけで湯田中は観光客向け、特に外国人観光客向けのカフェが多いんですが、この「ティーサロン都」さんはその類には含まれず、昭和から続く地元民に愛されているレトロな雰囲気抜群の喫茶店です。

 

店内の様子。オーナーのおばちゃんがおひとりでやっています。

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基本的にお客さんが少ないです。少ないというか、いません。なので居心地抜群です。(笑)  湯田中駅の目の前にもう一つ、数年前にオープンした外国人向けのカフェがあり、おそらく電車を待つみなさんはそちらで時間を潰していると思われます。

 

メニューはこんな感じ。意外にバリエーションが豊富です。

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ウインナーコーヒー。可愛いです。

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コーヒーとチーズトースト。すごく美味しいです!フルーツもおしゃれ。

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とてもゆったりとした時間が流れている喫茶店で、観光が好きなんだけど観光ナイズされすぎたスポットは嫌だ!という私のようなひねくれタイプ(笑)にはオススメします。電車の待ち時間などに是非。

 

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「英語の時制」が日本語にはない

英語の勉強において理解が難解なパートの1つが時制です。現在形、過去形、未来形、さらには現在完了やら過去完了やら。。  

 

例えば、現在進行形というものを中学で習うと次のような疑問にぶち当たります。「know…知っている」や「live…住んでいる」、どちらも〜している という形なのに、現在進行形ingじゃなくて現在形なの?なんで?? 

 

英語の家庭教師イガラシは、指導の際には初期段階で「日本語には英語の時制に該当するものがない」という事実を分かりやすいように徹底解説します。徹底解説でモヤモヤを解消します。

 

実は、日本語には時制がありません。現在形、過去形、未来形、完了形など、そんなものはありません。日本語には全くないものを無理やり英語に変換しているので、そりゃ混乱します。

 

例えば、「ご飯を食てべる」という表現、これは時制で考えるといつの出来事でしょうか。過去?現在?未来?実はこの文章だけではわかりません。「(今日はもう)ご飯を食べてる」と付け加えれば過去の事だし、「(明日の今頃の時間には)ご飯を食べてる」と付け加えれば未来の事になります。このように日本語は、「食べてる」だけでは時制は成立せず、時間を表現する修飾語が別に必要だったりします。英語だと「eat」「ate」「will eat」のように動詞だけで時制が成立するので、この違いが混乱の原因です。

 

中学英語の授業だと、あたかも英語の時制=日本語の時制 であるかのように教えられるので、英語が苦手な人はここで参ってしまいます。得意な人でもモヤモヤをかかえる原因になります。

 

上のレベルに行けば行くほど、この時制の理解はやっかいです。現役生のうちに独習して完全理解するのは難しいです。家庭教師として、この辺りのサポートはしっかりやっていきます。

 

 

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